港湾構造物の設計

三陸沿岸は明治29年、昭和8年の三陸沖地震津波、および昭和35年のチリ地震津波といった津波の襲来で、人命や家屋を喪失する甚大な被害を受けました。

当該地区は、宮古湾に面しており、津波から人命や貴重な財産を守るため、海岸保全施設整備事業が進められており、本業務は、その事業の一環として防潮堤詳細設計を行いました。

構造形式選定にあたっては、経済性、構造性、施工性、周辺環境との整合など多角的視点から検討を重ねました。

技術的特長

構造形式:重力式防潮堤(L=170m)

当該地域は軟弱地盤が厚く堆積しており、その対策工法として杭基礎、置換基礎、地盤改良工法(深層混合処理工法)などを比較検討に取入れ、その膨大な検討ケースの中から、当該地区に最適な構造形式である『本体形式:重力式防潮堤』+『基礎形式:地盤改良工法(深層混合処理工法)』を採用しました。