主要地方道盛岡和賀線
主要地方道盛岡和賀線の飯岡・羽場工区が平成27年3月21日、全線供用が開始されました。
本路線は、盛岡市を起点として矢巾町、紫波町、石鳥谷、花巻市を経由し、北上市に至る総延長51kmの県道です。今回開通したことによって流通センターから北進し、アイスアリーナ、太田橋、夕顔瀬橋付近まですべて4車線化が実現し、慢性的な渋滞の緩和や盛岡市中心部と岩手流通センター等とのアクセス制の向上、国道4号線の代替道路として期待されています。
旧道が抱えていた問題点と整備結果
問題点 | 整備結果 | ||
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(1) | 交通量約15,000/日に対して車線数が片側1車線の2車線道路であり、交通容量が不足していた。 | ⇒ | 片側2車線の4車線道路となり、交通容量の不足が解消した。 |
(2) | 飯岡十文字交差点や西バイパス交差点に右折車線がなかったため、通勤・帰宅の時間帯には渋滞が発生していた。 | ⇒ | 主要交差点に右折車線を設けたことで渋滞が発生しなくなった。 |
(3) | 南北方向の移動に当たり、2カ所の交差点で右左折する必要があり、走行の円滑性に劣っていた。 | ⇒ | 南北方向の移動が直線的になり、走行の円滑性が向上した。 |
(4) | 歩道幅員が約1.5mと狭く、片側歩道の区間が長いことから、歩行者や自転車の安全性に劣っていた。 | ⇒ | 道路の両側に4.5mの歩道を設けたことで、歩行者や自動車の安全性が増した。 |