2023年9月22日 / 最終更新日時 : 2023年9月22日 OTK なんでもインフォ 耐震設計(なんでもインフォ) 1.関東大震災と耐震設計のはじまり 今から100年前の1923年(大正12年)9月1日、関東地方南部が震源とされる巨大地震は、密集していた木造住宅に広範囲な火災をもたらすなどの被害により、死者・行方不明者は10万5千人余にのぼりました。当時の政府は1919年に「市街地建築物法」を制定し、世界初の耐震設計基準を示していました。ここに用いられた耐震設計の理論は、1916年に佐野利器助教授(東京大学)により提案された「震度法」に基づき、地震により構造物に生じる影響を静的な荷重(慣性力)に置き換えて、構造物に作用させる設計手法でありました・・・▶[2023年09月号]
2008年7月1日 / 最終更新日時 : 2018年6月29日 OTK なんでもインフォ 耐震設計の変遷について なんでもインフォ 2008年7月号 6月14日(土)、午前8時43分に発生した、岩手・宮城内陸地震により、祭畤大橋(橋長94.9m、3径間連続非合成鋼鈑桁橋)が落橋したほか、橋梁の損傷が報告されています。 祭畤大橋は橋台 […]