急傾斜地の防災設計

急傾斜地の土砂災害を防止し、斜面の安全性の確保を図るため、現場の地形・地質状況の調査結果をもとに、急傾斜地の崩壊防止対策工について比較検討を行い、最適な対策工法の詳細設計を実施したものです。

設計内容は、『急傾斜地崩壊対策事業に伴う移転促進事業』による「がけ地近接等危険住宅移転事業」であることから、斜面下部の人家を移転し跡地を利用した対策施設の検討および従来の対策工との比較についても行いました。

技術的特長

対象区域は、落石防護補強土擁壁工、重力式コンクリート擁壁工、落石防護土堤工、吹付法枠工(ロックボルト工併用)の4案を立案しました。

比較検討結果より、落石防護補強土擁壁工を採用工法とし、景観性及び周辺環境との調和を図るため、擁壁全面に植生シートを用いました。

落石防護補強土擁壁工の施工後のイメージ

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