鋼道路橋の疲労設計について

なんでもインフォ2005年10月号

疲労とは、荷重の繰返し作用によって、構造部材の応力集中部から亀裂が発生し、それが進展していく現象です。

鋼道路橋においては、設計応力に占める活荷重応力の割合が小さく、また設計活荷重はまれにしか作用しないレベルに設定していることから、鋼床版を除いて活荷重による疲労の影響は考慮しなくてもよいとされてきました。

しかし、車両の大型化・悪質な過積載車の横行や交通量の増加、供用年数の増加に伴い、疲労損傷事例が主桁及び主桁への部材取り付け部、鋼製橋脚の隅角部等のさまざまな部材、部位で報告されてきました。

その為、平成14年の道路橋示方書の改訂において鋼橋の設計にあたっては、疲労の影響を考慮することになりました。

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