吹付のり面の老朽化について~診断調査から対策工のはなし

なんでもインフォ 2004年2月号

切り取り斜面等に高圧ホースで直接モルタルやコンクリート吹付けを行う吹付のり面工は、型枠が不要で施工性が良いことから、比較的簡易なのり面保護工として多用されてきました。

これらの吹付のり面には、昭和40年代ごろに施工されたものが非常に多く、近年は老朽化が多く見られる状況となっています。

そもそも吹付のり面は、施工範囲が広く、薄い構造物であるため、自然条件による温度変化に対応できず乾燥、凍結融解等によるひびわれ、剥離が生じやすい特徴があります。また、背面地山の風化の進行を表面から点検することができない欠点があります。

なんでもインフォ 2004年2月号