高齢者の負担を軽減した流雪溝

 岩手県でも屈指の豪雪地域に位置する町道田山線は、道路の幅員が狭く家屋が道路に密集しているため、除雪後の堆雪場所がなく冬季交通に支障を来たしていました。

また、同地区は若年層が就職等で都心に出ていることから高齢化が進み、住民による排除作業に苦慮していました。

このことから、沿道に流雪溝を設置し、路上および沿道の雪を除排雪することで、地域住民の生活および道路交通の安全を確保することを目的とした業務です。。

技術的特長

従来水を左右に分水する際、簡易スルースゲートを2基設置し、水の必要な方を開口し不要な方を閉じるといった、二重の作業を要求されますが、これを左右開閉式のゲート(スイングゲート)にすることで作業効率の大幅アップを実現しました。

また、簡易スルースゲートの操作は、ある程度の力が必要であるが、ここで採用したスイングゲートは、あまり力のない人でも片手で簡単に操作可能なゲートです。この手法は当時県内では例がないものでした。

高齢化が進む当該地区において、直接操作に携わる高齢者の負担の軽減と安全の確保が図られました。