国土強靭化マガジン2025新建新聞へ「3D利活用の取り組み」が掲載されました

株式会社昭和土木設計(岩手県矢巾町)による、最新の3D点検システム「Markly(マークリー)」の活用事例が掲載されました。
本記事では、人手不足や予算制約といった課題に対し、3D点検・計測技術を導入することで「現場の見える化」と「業務効率化」をどのように実現したかが詳しく紹介されています。
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主な内容
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岩手県発注の橋梁点検における「Markly」の試行事例。
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3D点群データ上での損傷マーキングによる、現地調査回数の削減と精度向上。
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発注者とのスムーズな情報共有や、若手技術者への技術継承におけるメリット。
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3Dデータをベースとした将来的なインフラライフサイクルの構築。
担当者コメント
概要
・「3D InfraLoop」の導入により、3Dデータを活用し、現場の見える化と効率化を推進。
・点検業務の現場踏査の省力化と発注者との情報共有にメリット
概要詳細(課題)人手不足や予算制約といった課題に対して、新技術の活用が求められている。
(実施内容)
・対象業務
岩手県の橋梁点検
宮城県大崎市の修繕設計
・実施した内容(解決策)
DataLabsの「3D InfraLoop」を構成する技術の一つ「Markly」を試行。点群取得と損傷マーキングを一体で進めることができる技術。
(成果)
・現場踏査の省人化と情報共有の円滑化につながった。
→ このような活用事例は全国的にも珍しく、この取り組みが新建新聞社の国土強靭化マガジン2025に取り上げられた。
(技術詳細)
スマホやタブレットで取得した3D点群データに対し、ソフト上でチョーキング箇所を3D空間上にトレースしてデータ化できるほか、クラック、鉄筋露出、うき、塗装剥離などの面積・長さ・数量を自動算出。それらを帳票として出力する機能も有する。作成した3DデータはWeb共有もでき、遠隔でも現場の状況確認が行える。


